大久保新駅とはかつて木更津市が構想していた文字通り大字大久保につくる計画だったものです。
しかし大久保より畑沢に新駅設置の方が良いという、当研究会の結論になりました。
第一の決め手は君津市境の砕石場跡地が新駅徒歩15分圏内の簡単に造成出来る住宅地見込み地であり、併せて君津市の出資も見込める事です。

木更津から4.3キロ南に想定した畑沢駅

木更津〜君津中間の館山道高架下は制限105キロ 畑沢なら制限70がかかるので駅を作ってもあまり、内房線の所要時間が伸びないのもセールスポイントです。
内房線トンネルの上にR16-R127を結ぶ道路があり、道路沿いトンネルの上あたりに
ロータリーと駅舎新設。上り、下りの間に幅があり、島式15両ホームが可能。
島式ホーム北側は幅員最大15m※真ん中に改札設置。
南端は幅3.5m。ホーム長308mの15両対応で建設。
※残念ながら本来の大久保新駅の構想は頓挫しています。





所で木更津市は市を挙げて金田地区開発に取り組んでいます。しかし三井アウトレットの公共交通機関の玄関口が巖根でなく袖ケ浦になってしまったのがとても不愉快なようです。線路移設が必要だった難工事の島式ホームの袖ケ浦等と違い、比較的単純に安く15両対応工事の出来る巖根の相対式ホーム延伸は早急にやるべきです。※京急は急行設定に伴う相対式の仲木戸駅36mホーム延伸は全額事業者負担。

いくら高速BTがある金田とはいえ、このままですと金田地区の鉄道の玄関口が袖ケ浦に持っていかれてしまうことを相当懸念しています。

金田地区の日用品の買い物は群馬、栃木、埼玉北部、外房、東金、総武本線沿線民御用達の東京、神奈川県民には馴染みのないベイシア。勿論、物価が高い城南地区の方がアウトレット帰りについでに買い物をしてくれる計算もあったでしょう。ベイシアは物価が城南地区のスーパーより格段に安く良心的なお店です。金田地区は建前では城南、神奈川隣接ですがノジマをはじめとする神奈川の匂いのするお店など一切なくこの地区では家電を買うならベイシア電器。FUJIスーパーやSANWAなど対岸地域に馴染み深いお店の出店の気配すらありません。

駅を中心にイオンのある八千代緑ヶ丘や駅を中心にダイエーのある長浦に比べると茨城県神栖市のような長浦と違って丘陵の住宅地でなく工場の煙突が見える平坦な風景で都心へは高速バスが交通手段。地方の象徴ベイシアがロードサイドに広がる街というのはいまひとつ魅力に欠けます。

資金潤沢な袖ケ浦市の駅北(海)側土地区画整理が始まろうとしています。羽鳥野BSの盛況を見る限り、少なくとも2011年の袖ヶ浦駅の乗降人員8000人を軽く上回るであろう大久保新駅を作る金がない木更津。
一方今後五年以内に長浦、袖ケ浦両駅袖ケ浦市負担で同時にデラックス駅舎に立て替えるお金のある袖ケ浦。県が主導で君津4市の合併を模索しているようですがとても不仲な両市の合併を県が無理やり押し付けるというのは住民無視も甚だしい話です。

アクア開通直前に利便性のよいR16沿いに袖ケ浦BTをつくりパークアンドライドを成功に導いた袖ケ浦市。一方木更津市は中野畑沢線開通に伴いアクアラインバス全系統乗り場を西口ロータリーを拡張して西口に移す予定です。西口から15分の金田BTに京急の系統も誘致する腹づもりです。

一方袖ヶ浦は公費投入の北口ロータリーにBTを完備。駅前発着なら袖ケ浦北口にアクアラインバスを誘致する構えです。

その、低湿地の袖ケ浦北口開発地が住宅で埋め尽くされるようになるかは疑問ですが隣の長浦は内房沿線ナンバーワンの人気の街です。駅前のランドマークと言えるタワーマンションの中古の売り物がなかなか出ません。
各地の原発稼動停止。LNG液化天然ガスを使った電力会社以外の参入の火力発電シフトが今後の主流となると真っ先に思いつくのがノウハウの蓄積のある昔から電力事業に参入させろというスタンスだった長浦の東京ガス。今後の政府の政策如何では長浦近辺の就業者が更に増えることになります。

長浦と言えば内房沿線ではなかなかない駅を中心とした街づくりの長浦が袖ヶ浦市の顔で十分だと思います。駅前にダイエーやタワーマンションがあり駅南側の住所は行徳と同じ「長浦駅前」まさに駅を中心とした街作りでなだらかな丘陵に住宅地が広がり東京都心のビル群や富士山も見渡せる高台ならではのロケーション。更に北側は国道16号と工業地域のため南側に商業施設や住宅が集積せざるを得ないことにより五井、木更津の西口、東口や君津の北口、南口など線路の両側ともに中途半端に開けていて結果
、商業施設が両側に分散することにより余計に駅前に人通りが少なくなるマイナス要素はなく市の中心は長浦駅前で十分だと思います。

また、袖ヶ浦北側の至近距離の鉄道のない金田地区に主にURが人口2万人規模の荒唐無稽な宅地開発が計画されており共倒れになること必至。また、袖ヶ浦市のサイトによると袖ヶ浦駅北側は低湿地で洪水の恐れがあるとのこと。こういった低湿地の土地は住宅地としての価値は殆どありません。しかしアクアライン鉄道が出来れば駅徒歩5分圏はマンションラッシュになります。しかし埼玉県八潮市のような低湿地帯は用途地域を準工業地域とし、住宅ではなく東急南町田グランベリーモールのような商業地、もしくはイオン等のSC、そして内陸型工場、倉庫の誘致、住宅地としては不向きなのでこういった事業所を誘致するならまだ、現実味があります。

それにしても08年4月にオープンした入間のアウトレットは周辺が大渋滞でやはり大型SCは南町田のように駅前でありかつ、駐車場もある立地が求められます。しかし準工業用途指定へイオンなどのSC出店規制には断固反対です。

きれいごとは言わず後楽園のように中央競馬はもちろん南関東競馬の場外馬券売り場を誘致すれるればまず失敗はありません。中央競馬は開催日が限られますが地方競馬ならほぼ毎日、大井の場外ならしかも夜も集客が可能です。現状住民がいないが故に反対運動がまず起こらないのが大きな魅力です。つまりは場外馬券売り場を準工業という用途地域指定で誘致しないと難しいということです。イオンの巨大SCは木更津港付近に進出が決まりこの地域では既存の富津店、木更津店の規模縮小なり最悪撤退など佐野新都市の事例からも十分考えられます。

しかし財政がかなり豊かな袖ヶ浦市がわざわざ住民から反対運動が起こるような迷惑施設を誘致する必要はなく千葉市方面から集客ができる館山道木更津南IC至近の大久保新駅構想こそ何かしらの形で迷惑施設を駅予定地東側のR127と内房線との中間に誘致してでも実現させてもらいたいものです。
一方木更津−君津間の駅間距離は7km その中間の館山道高架下付近に古くから構想があり隣接の港南台は大久保新駅ができる前提で西武が開発したようです。西武は今まで数多くのニュータウン開発を手がけてきました。(但し、失敗して赤字になっても法人税を払わなくてもよいのでそれはそれで構わないというスタンスつまり親方日の丸のURと同じ)ですから例えば駅を中心としないため大手デベロッパーは相手にすらしなかった請西東や羽鳥野、伊豆島とは根本的に違います。

しかしバブル崩壊で木更津の土地の暴落は全国一となり木更津市の固定資産税の収入の落ち込みが激しく、JRの見積もりで28億円程度の全額地元負担が設置条件の駅建設費は木更津市の財政状況では設置困難と言わざるを得ません。しかし、羽鳥野BSができて驚いたことに羽鳥野始発千葉行きバスが08年四月に朝7時代設定され羽鳥野から千葉へのバス利用者が定着しており現状でも大久保新駅ができれば袖ヶ浦と同程度の1日6000人の乗降客は見込めます。

しかしアクアライン鉄道ができれば大変希少価値のある大井町30分圏内となり袖ヶ浦北や富津市大堀や金田のような低湿地の住宅地として魅力無い土地と違い駅を中心になだらかな丘陵が拡がるロケーションですので必ずや民間デベロッパーが宅地開発に名乗りを上げてくれるだろうと思われます。安く見積もっても大久保新駅徒歩15分の宅地は坪30万円にはなるでしょう。アクアライン鉄道が出来ればこの価格で販売できればほとんど駅設置費用UR負担のひたちのうしくや八王子みなみののように大久保新駅付近の宅地開発事業者が八割は駅設置費用を負担してくれるはずです。
尚、ガソリン暴騰で全国のロードサイド型SCは売り上げが激減で築地地区のイオンの巨大SCが金田のSC計画に次いで最悪の場合、計画中止になる懸念も出てきました。
日本一の車社会の高崎で駅前型のヤマダラビが近々オープンします。

一方ほぼ駅前立地のイオン久里浜が8月にオープンします。木更津の駅前の賑わいを取り戻すためにアクア木更津か越谷レイクタウン同様に袖ヶ浦北口土地区画整理予定地か大久保新駅前にイオンSCが立地したほうがよいかと思われます。 今の時代、国道16号内側のSCは、店舗の販売員不足でかなりの広範囲から店員が通勤してくるため、駅前立地でないと、従業員が首都圏各地からまず集まりません。
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